大崎町は、鹿児島県の東部に位置し、東は志布志市、西は鹿屋市、南は東串良町、北は曽於市、鹿屋市に接する。南東は志布志湾に面する。
 地勢は、町の中央部を100mの等高線が横断し、南北に大別される。南部は志布志湾から北に向かってゆるやかな勾配をなし、北部は標高150~200mの丘陵地帯となり、3つの河川が南流し志布志湾に注いでいる。南部はこの河川に沿って水田地帯がひらけ,その中間が大地となり畑地を形成している。また、北部は畑地が主だが、全体として山林原野が多く、水田はわずかに点在するにすぎない。
 産業は農業中心で米、サツマイモ、ミカンを栽培するほか、ブロイラーや肉牛、ブタなどの畜産が盛んである。うなぎ・ブロイラーの生産で日本一の企業の拠点となっている。
 南東部は志布志湾に面し「くにの松原」とよばれる白砂青松の砂丘が続く。5~8月にかけてウミガメが産卵のため海辺に上陸する。日南海岸国定公園の指定を受けている。
 また、国の史跡に指定された横瀬古墳や神領古墳群、照日神社、都萬神社といった資源も数多く見られる。

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