上野村は、群馬県の最西南端に位置し、西部は長野県佐久穂町、北相木村、南相木村、川上村、南部は埼玉県秩父市に接する。村域周辺には御荷鉾荒船連山や三国連山などの山々が座し、険しい山野が総面積の9割以上を占める。
 村の中央を流れる神流川は、利根川水系に属し、奥深い山々を源とする数多くの渓流群によって構成されている。サケ科の渓流魚であるイワナやヤマメを育み、カジカの繁殖が見られる。
 農業では、こんにゃくいも、菊(切り花)、プラム、ミニトマト、イチゴ、椎茸などが栽培されている。
 見どころとしては、長さ225m、高さ90mの観光吊り橋「上野スカイブリッジ」、関東一の規模を誇る鍾乳洞「不二洞」、江戸幕府の天領下だった18世紀中頃に大庄屋を務めた旧家「旧黒澤家住宅」、見学可能な揚水式の地下発電所「神流川発電所」などがある。

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