真鶴町は、神奈川県南西部の真鶴半島とその周辺に位置する。箱根火山の南東側外輪山麓と相模湾に突き出した小半島から構成される。
 海岸から切り出される石材(小松石)は国内随一の品質を誇る。現在、温暖面には樹園地が広がっている。真鶴港は相模湾西岸の重要な鮮魚の流通基地で、沿岸はブリ、サワラの定置漁業で知られる。
 真鶴半島の先端にある景勝地「三ツ石海岸」、磯遊びやシュノーケリングが楽しめる「琴ヶ浜」などのほか、4,500種50,000点の貝類を保有する「真鶴町立遠藤貝類博物館」などがある。また、鹿島踊と古風な船歌が特徴的な貴船神社の船祭は、国指定の重要無形民俗文化財となっている。

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