寒川町は、神奈川県の中央部を流れる相模川の河口から上流約6kmの左岸に位置し、、湘南地域の一角を占めている。 おおむね平坦な地形で、東部は相模野台地の南西部に位置し、そのほかは相模川、小出川及び目久尻川によって形成された沖積低地となっている。台地部分は宅地と畑が大部分を占め、沖積低地は水田の割合が多いものの、宅地化された地域も多い。
 昭和30年代後半から積極的に企業誘致を誘致し、農業の町から工業の町へと産業構造を変え、発展してきた。                  
 町名の由来ともなった「寒川神社」は、相模國一之宮と称され、全国唯一の八方除の守護神として約1600年の歴史を持つ神社で、信仰を集めている。7月に開催される、寒川神社をはじめ寒川町・茅ケ崎市の神輿約四十基が茅ケ崎市南湖の浜に参集する「浜降祭」には、多くの見物客が集まる。

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寒川神社の写真

写真提供:寒川神社

寒川神社 (神奈川県 寒川町 )

相模國一之宮の寒川神社は、八方除の守護神として約1,600年の歴史を有し、古くは朝廷をはじめ、源頼朝、武田信玄、徳川家代々、さらには民間と幅広い信仰を受けてきた。  約1万5,000坪の広大な敷地の中に、御本殿、神門、神馬舎、手水舎、南門、納札殿、客殿、人形奉斎殿、三の鳥居などを有する。現在の御本殿、幣殿、拝殿、翼殿、回廊など...