北中城村は、沖縄本島の中部地区に位置し、中城湾に面した海岸低地、内陸部に広がる台地、丘陵地に大別される。
 北中城村は、かつて中城村の一部であったが、第二次世界大戦後、米軍の施設が建設されて村域が南北に分断されたことから、1946(昭和21)年5月20日、北側の12行政区が分離し新たに「北中城村」として誕生した
 世界遺産に認定された「中城城跡」や国指定重要文化財の「仲村家住宅」などの歴史的遺産が多く残されている。

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中城城跡の写真

写真提供:中城城跡共同管理協議会

中城城跡 (沖縄県 北中城村 )

北側は急斜面、南側は断崖となっている台地上に広がる、6つの郭からなる連郭式の雄大な城跡。総面積は1万4,473m2に及ぶ。正確な築城年は不明だが、14世紀中ごろには造営が始まったと考えられている。現在の入り口から進んで一番奥にあるのが正門で、そこから一の郭、二の郭、三の郭と、南、西、北の郭が連なっている。もっとも高...