与那国町は、日本最西端に位置し、沖縄本島から南西へ約509km、石垣島から約127kmの距離にある。隣接する台湾とは約111kmの距離にある。
 主要産業はサトウキビなどの農業で、畜産、漁業も行われている。
 ヨナグニ馬が放牧されている牧場、岩肌むき出しの断崖、珊瑚礁と白い砂浜など島ならではの景観が広がっている。祭事・行事も数多く伝承され、「十六日祭」「海神祭」「豊年祭」「旧盆(エイサー)」「金比羅祭」「節祭」等がある。島をあげてのイベントとしては「カジキ釣り大会」「スンカニ大会」が開催されている。

観光資源一覧

東崎(与那国島)の写真

写真提供:垂見健吾

東崎(与那国島) (沖縄県 与那国町 )

東西に長い与那国島の、東端に位置する岬。一面に広がる緑の草原に白い灯台が映え、断崖の下は波しぶきをあげる太平洋と東シナ海という雄大な景色。与那国町指定の天然記念物ヨナグニウマや、牛がのんびり草を食む姿も見られる。付近には、かつて船の行き来を見張り、発見すると狼煙を上げたという船見番所の跡が残っている。

西崎(与那国島)の写真

写真提供:垂見健吾

西崎(与那国島) (沖縄県 与那国町 )

与那国島の西部、久部良漁港の西にある岬。展望台と灯台、日本国最西端之地記念碑がある。天候によっては西方沖約110kmに台湾の島影を望むことができる。また、東側を見れば久部良の集落、漁港、与那国島全体を見渡すことができる。  展望台に至る道は整備されており、駐車場、トイレもある。与那国町観光協会で日本最西端の証を発行してい...

与那国の与那国馬(与那国島)の写真

与那国の与那国馬(与那国島) (沖縄県 与那国町 )

那覇から650km離れた日本最西端の与那国島。この島の在来馬が与那国馬。日本に残る在来馬8種のうちのひとつで、沖縄にはほかに宮古島に宮古馬という在来種がいる。  与那国馬の体高はおよそ110~120cm、体重は約200kgと小さく、全身が茶色、改良種には出ないといわれる、鰻線(まんせん)という背骨に沿ってたてがみから尻尾までをつなぐ濃...