都農町は、宮崎県のほぼ中央に位置し、東に日向灘を望み、北は日向市、南は川南町、西は木城町に接する。西に尾鈴の山並みが連なり、西高東低の丘陵性大地による平坦地が広がってる。町土の約6割強は山林である。
 JR日豊本線、国道10号が通る。また、東九州自動車道が通じ、都農インターチェンジがある。
 温暖な気候、土地条件などの自然特性を活かした施設園芸(トマト、きゅうり、花き)、畜産(ブロイラー、肉用牛、養豚など)など、多種、多品目が生産されている。地元産ぶどう100%で作られている都農ワインは国内外で高い評価を得ている。
 尾鈴山は、春は新緑にしゃくなげが咲き乱れ、夏はキャンプや滝めぐりが楽しめる。日本の滝百選に選ばれた「矢研の滝」をはじめ、大小30有余の尾鈴山瀑布群が分布している。
 また、武天皇が宮崎の宮を発し東遷の折、この地に立ち寄り、国土平安、海上平穏、武運長久を祈念し祭神を祀ったとされる、日向一宮の都農神社がある。

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