新富町は、宮崎県中部に位置し、東は日向灘に面し、北は高鍋町、西は西都市、南は宮崎市に接する。一ッ瀬川河口左岸を占め、沖積平野と洪積台地が広い面積を占める。一ッ瀬川河口付近には砂州が発達する。
 JR日豊本線、国道10号、東九州自動車道が通る。
 農業が中心で、トマト、キュウリ、ピーマンなどの促成栽培が、台地上では畜産が盛んである。
 洪積台地の西端部には新田原古墳群(にゅうたばるこふんぐん)(国指定史跡)があり、西都市の西都原(さいとばる)とともに古代古墳文化の中心をなす。荘園も富田荘(とんだのしょう)、国富荘(くどみのしょう)新田の記録がある。
 湯ノ宮の座論梅(国指定天然記念物)はウメの名所として、また富田浜海岸はアカウミガメの産卵地として知られている。

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