川南町は、日向灘に面した宮崎県のほぼ中央に位置する。北は都農町、南は高鍋町、西は木城町と接する。町の大部分は洪積層台地で、西部に位置する上面木山の麓から東部に低く50mないし80mに緩やかに傾斜した波状の高台となっている。
 JR日豊本線、東九州自動車道、国道10号が通じる。
 主要な産業は台地の畑作、畜産で、多くが第二次世界大戦後の軍用地開放に伴う開拓入植による。灌漑網も整備され、水田も多くみられる。全国各地から農業を志す人々が集まり拓かれたことから川南合衆国とも呼ばれる。
 国指定史跡に川南古墳群、宗麟原供養塔(そうりんばるくようとう)、国指定天然記念物に川南湿原植物群落がある。伊倉浜にはサーフィンセンターがあり、サーフィンポイントとして多くのサーファーが訪れる。青鹿溜池(青鹿ダム)に隣接した「青鹿キャンプ場」は、四季を通じて楽しむことができる。

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