池田町は、長野県北西部にある町。北は大町市、東は生坂村、南は安曇野市、西は高瀬川によって松川村に接する。
 町の西部は安曇野の平坦地域で、本町の主要幹線となっている主要地方道大町明科線が南北に貫通し、ここに大字池田、会染、中鵜地区がひらけ、全人口の大部分が集中している。西端を高瀬川が流れる。町内を走る鉄道はなく、最寄り駅は、北部ではJR大糸線の信濃松川駅、南部は大糸線の安曇追分駅や篠ノ井線明科駅が利用しやすい。
 明治末期まで糸魚川街道の宿場町で、昭和初年までは製糸業が盛んで町勢も発展したが、JR大糸線や国道147号が西隣の松川村を通過することや、製糸業の衰退で工業は第二次世界大戦後停滞気味である。
 農業では、可耕地の多くが水田であるが、東部は丘陵地帯で果樹林や畑などになっている。
 主な観光スポットには、池田町では北アルプスの山々、のどかな田園風景が一望できる。北アルプスの残雪を背景に各所で咲き誇る桜、ハーブ(池田町ハーブセンター・夢農場・広津カミツレの里など)、大峰高原七色オオカエデ、北アルプス展望美術館、安曇野東山包美術館などがある。

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