松川村は、長野県西部、北アルプスの前山有明山などの山麓、松本盆地北部を占める。JR大糸線、国道147号(糸魚川街道)が南北にほぼ並行して走る。国道147号線を境に東側は住宅地が集積し、西側は田園地域が広がり、西部山岳地帯はほぼ手つかずの森林地帯となっている。
 北及び北西部に大町市、南及び南西部に安曇野市、東は池田町に面している。
 高瀬川とその支流乳川(ちがわ)の扇状地にあり、乏水性であるが、扇央部一帯は近世以降開拓され、水田化している。米、リンゴ、花卉(かき)を主にした純農村。
 北西部には北アルプス連峰の雄大な山々、このアルプスを源流として、高瀬川・乳川・芦間川・中房川といった一級河川が流れる。観光施設には、温泉施設「すずむし荘」や安曇野ちひろ美術館、安曇野ちひろ公園などがある。

観光資源一覧

安曇野ちひろ美術館の写真

写真提供:安曇野ちひろ美術館

安曇野ちひろ美術館 (長野県 松川村 )

安曇野ちひろ美術館は安曇野市の北、松川村のほぼ中央にあり、周囲を広大な安曇野ちひろ公園(松川村営)に囲まれている。ちひろ美術館・東京の開館20周年を記念して開館した。館内には5つの展示室があり、絵本画家・いわさきちひろや世界の絵本画家の作品、絵本に関する歴史資料を展示している。  美術館のある松川村は、戦後、ちひろの両...