西川町は、山形県中央部に位置し、北は庄内町、大蔵村、東は寒河江市、南は大江市、朝日町、小国町、西は鶴岡市、新潟県村上市に接する。北を出羽三山の主峰月山、西を朝日連峰の急峻な山地に囲まれた豪雪地帯。両山地に源を発する寒河江川が町の中央を貫流する。総面積の95%が山地で占められており、平地は寒河江川沿いとその支流沿いにわずかに広がる。
 国道112号と併行して山形自動車道が走り、西川、月山の2インターチェンジが設置されている。
 町域を東西に通じる国道112号(月山新道)の旧道六十里越はかつて出羽三山への登拝路で、沿道の本道寺、志津などは宿場町、宗教集落として栄えた。
 米作のほか花卉・果樹栽培などが行われている。
 1990(平成2)年に寒河江ダムが完成、ダム湖の月山湖の北方には月山弓張平公園がつくられている。北部や南部の山地は磐梯朝日国立公園域となっていて、月山志津温泉、月山スキー場、山形県立自然博物園、大井沢温泉、大井沢自然博物館などがある。岩根沢三山神社(正式社号:月山神社出羽神社湯殿山神社摂社 月山出羽湯殿山三神社(旧日月寺))は、国指定重要文化財に指定されている。

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