安平町は、北海道南西部にあり、北は由仁町、東は厚真町、南は苫小牧市、西は千歳市に接している。
 JR室蘭本線、石勝線、国道234号が通じ、道東自動車道の追分町インターチェンジがある。北の空の玄関口新千歳空港にも近い。
 北東部は夕張山地に連なる山地で、標高 364m のシアビラヌプリを主峰として夕張山地に続く標高 100~350m 程度の山々が連なる。南部は勇払平野の平地。この間に馬追丘陵へと続く丘陵地が広がり、町の中心部を安平川が南へ流れている。追分市街地区の西には安平山がある。
 2006年(平成18)追分町、早来町が合併して成立。日本におけるチーズ発祥の地といわれ、古くから酪農が盛ん。
 近年は軽種馬(競走馬)の生産が活発になっている。耕作物では北部追分地区で特産のメロン、アスパラなどの野菜、麦類のほか、最近は花卉栽培もおこなわれている。新千歳空港や、苫小牧港などへの地の利を生かし、南部の早来地区では工業誘致も積極的に行われている。
 日本最古の木製サイロ、鉄道資料館(蒸気機関車D-51展示)、チーズ専門工場発祥の地、日本最古の保健保安林のある鹿公園等のほか、鶴の湯温泉、ゴルフ場などがある。

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